【住宅関係手続き・贈与】福間直樹のマイホーム相談『住宅ローン名義変更と贈与税の申告について』|おうち情報館代表ブログ | 弘前・青森の不動産のことならおうち情報館

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福間直樹のマイホーム相談『住宅ローン名義変更と贈与税の申告について』
福間直樹のマイホーム相談『住宅ローン名義変更と贈与税の申告について』
昨年、離婚してから3年ほど経ったお客様から、住宅ローンの名義を共有から個人名に変更したいと相談を受けました。

そのために、金融機関と打ち合わせを行い、名義変更と住宅ローンの借り換えを実現しました。
同時に、自宅のリフォーム工事も行い、今後のライフプランについても話し合いました。

しかし、このプロセスには贈与税の申告という課題が残りました。

贈与税の申告とは、贈与を受けた人が一定の債務を負担する条件で財産を贈与することです。
今回のケースでは、住宅ローンの一部も負担してもらうという条件で住宅の名義の一部を贈与することになります。

この取引の課題は、確定申告にあります。
贈与した不動産の価値が住宅ローンの残債よりも少ない場合は贈与税が発生し、逆に価値が高い場合は贈与者が利益を得る可能性があります。
最終的に、住宅ローンの残債が不動産の価値よりも大きいため、贈与税の申告は無税となりました。

元の持分所有者は贈与によって利益が出たものの、取得費用が大きかったため無税となりました。
しかし、贈与を受けた人と贈与した人の両方が申告する必要がありました。

また、離婚してから2年以内であれば、財産分与という方法で贈与の対象にはなりません。
しかし、いずれにしても、お客様の相談に対して、私たちは「わかりません」と答えるのではなく、税理士や税務署と相談しながらお客様の人生に寄り添うサポートを行なっていきます。


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